住みつかれた

aru002006-09-24



最近ベランダの片隅に、5ミリぐらいの黒い虫のフンのようなものが
バラバラと落ちてるようになった。大した量じゃないけど、
なんか汚い。虫か何かが巣でも作ってやがる?
でも虫のフンにしてはでかいし。
ねずみかな?と思ったけど、ねずみだったら夜中に足音が
しそうだけど音はしないし。
形状からいって鳥のフンでは絶対無いしな。


今日こそ正体を突き止めてやろうと昼間殺虫剤片手に
ベランダを観察してみた。
フンが落ちて来るあたりをよく見ると、家の壁とベランダの屋根の
隙間に小さな黒いものが見る。
もしやこれ・・・コウモリ?
小さな尻が2〜3個見える。アブラコウモリかな?
ゴキブリみたいな虫だったら絶対殺してやる、と思ってたのに
コウモリとみると、無碍に追い出すのもなんだかかわいそうになって
そのままにしておいた。


秋になってからやたらと部屋に小動物が集まるようになって、
こないだはトンボとガガンボが入ってきて困った。トンボは
かわいそうなので逃がしたけどガガンボは気持ち悪いので
殺虫剤をまいた。見た目だけで差別するるのはかわいそうなんだけどねー。
やっぱダメなもんはダメ。


コウモリは益獣でもあるし、そっとしといてあげたいけど
でもやっぱりベランダがフンまみれになるのは困る。
可哀想だけど夜、彼らがえさとりに行ってる間に殺虫剤でも
撒いておけば近寄らなくなるかなあ。

花田少年史〜幽霊と秘密のトンネル

aru002006-09-23


東劇に行くと秋晴れの気持ちいいお天気。
つい写真撮りたくなった。秋がこんなに気持ちいいとはなー。


最初優待券消化のつもりであまり期待はしてなかったけど、
見事に泣きツボ押さえてますね、この映画。
ボーズの子供って無条件に可愛く見えるのはなぜだろう。
時々漫画ちっくな妙な動き(原作が漫画だからしょうがない
んだろうけど、)やいきなりなCG、女子高生がフケてて化粧が濃い(w、
のを除けば泣けて笑える割と良いお話でした。


その後文明堂カフェでカステラのフレンチトースト風を食べたり、
いわて銀河プラザでおはぎを買ったり、締めは和風居酒屋で
デザートまできっちり食べた。
銀河プラザでは外人サンが英語が全く通じない店員相手に南部鉄瓶を
買っていた。お土産かな。でも高いんだよな〜アレ。羨ましい。
考えたら、映画以外は食べてばっかりの一日だったな。

古典芸能鑑賞会 in 市田邸

ニコさんにお誘いいただいた古典芸能鑑賞会に参加してみた。
台東区の旧市田邸という明治の古い建物を貸しきって
柳家小はん師匠をお招きして落語を聴くという会。


市田邸はさすが雰囲気のある建物で、縁側を開け放って
落語を聴くにはすごく気持ちよかった。今頃の季節、気候も
ほんとにちょうど良かったなー。
落語も、「どういう集まりかよく分からない」と
最後まで師匠が悩んでいただけあって、落語初心者でも
面白く聴けた。ちゃんと聴くのは初めてだけど、
本当に表情豊かで声がいいなあ。


2次会は日暮里寄りのやはり古民家を使ったバーのようなところ。
普通10人も入らないような場所に20人以上がぎゅうぎゅうに
入ってなんだか大変な騒ぎだったのがちょっと可笑しかった。
早めに失礼させてもらったけど、知らない方とも少し話しができて
良かった。幹事のニコさん、なつみさんにほんと感謝。

くりくら音楽祭〜ピアノ大作戦 平成18年秋の陣

 実は当日、マドンナのコンサートにも誘われて一瞬揺れる。
誘ってくれたKさんにも同じお誘いがあったらしい。
でもKさん曰く「今日はドームより門天のが熱いよw」


門仲天井ホールのスタインウェイのピアノが最近活用されてない、と
ピアニスト黒田さんが企画した3回シリーズの今回のコンサート、
ピアニスト×誰かのデュオ2組が毎回出演するとのことで、
1回目の今日は林正樹(pf)&喜多直毅(vl)、黒田京子(pf)&平野公崇(sax)
の組み合わせ。


最初の林×喜多コンビは前回STBで観た時より
妙に緊張してるようだった。やっぱり小さいホールで客が目の前、って
方が大きいところよりやり辛いのかな?
ピアノがメインのはずのコンサートだけど、やっぱりバイオリンの方に
耳が行ってしまうなあ。「吹雪」って曲がやはり一番カッコイイ。


次の黒田×平野ペアは対照的に、ピアノの方が前に
出ていた気がする。前回ここで黒田さんのピアノを初めて聴いたときは、
見た目よりずっと激しい演奏に驚いたけど、今回はもっと
繊細な雰囲気だったような。


一番面白かったのがアンコール。黒田さんが一曲花びらのような曲を1曲
弾いた後、更に客席の要望でほぼ無理やり林×黒田ペアで
ピアノを弾き始めた。
どうも本当にこれは何も準備していなかったようで、最初は
どうまとめるんだろう?と思ったけど、
ぎこちなく林さんが最初の音を出してから、黒田さんが
弾き始め連弾が始まったとたんにメロディーが流れ出し、途中黒田さんが
離席して平野×喜多ペアを引っ張り出してどんどん曲になっていく
様子が凄かった。プロって凄いな、やっぱ生で聴けて
よかったと思うのはこういう瞬間。

アナ眉

早速行って来ましたのでお約束のレポートです>私信


ハリウッドセレブ御用達!の眉メイク専門店、アナスタシアが有楽町西武に
オープンしたので早速行ってみた。
ピンクの可愛い店内にいる店員さんはさすが全員美眉。
眉メイクって結構難しくて始末にいつも困ってたので期待も高まる。


まず目と鼻の位置に併せて眉頭・眉山・眉尻の位置を決める。このあたり
雑誌にもよく載ってるけど、結構我流だと眉頭ずれてたんだなー。
眉尻も予想よりずっと長い。正面からみると長さが足りてるようでも、
横顔だと短く見えるからだそうな。
そして形にあう眉テンプレートを使って、周りのムダな毛を抜くために
「理想の眉の形」にいったん黒く塗りつぶす。
完全にバカ殿状態。絶対人に見せられないぞ。
ワックスでムダ毛を抜き、バカ殿眉をぬぐってから眉まわりを
コンシーラーで整え、眉をパウダーで書き、眉グロス
毛流れを整えて完了。


驚いたのは眉カットはほとんどしないそうな。ボサボサ眉がいやで
がんがん切ってたけど、かえってトラ刈り状態になるから
やめた方がいいらしい。
仕上がりは・・・眉だけ妙に綺麗になって、変な感じ。
普段自分で書かないから違和感があるせいもあるけど、他のメイクも
きちっとしないとかえってバランス悪いなあ。しかも、
元々自分でも手入れしやすかった右の眉は綺麗になったけど、
いまいち形も長さも不ぞろいな左の眉はいかにも書きましたという
感じでいまいち。
結局元が綺麗じゃなきゃダメってこと?自分で出来ないから
完璧を期待したのに。
結構やってもらう店員さんの腕にもよるのかもしれない。


でもやっぱり気になって眉キットを買ってみたら、キットに入ってる
「眉テンプレート」がガイジンの眉に合わせてるので、眉山の位置が
実際より長いんだそうだ。
「輸入してるのがこれしかないんです。正しい眉山の位置にマジックで
印をつけたのでこれを目安にしてください」ってなんだそりゃ。
買ってから「これしかありません」はちょっとないでしょー。
文句言おうかと思ってたけど、時間がなかったのでそのまま
買ってきてしまった。


というわけで眉キットはお勧めしません。キットっておとくかと思ったら
大して金額変わらないし、バラで十分。
考えたら眉キットしか入らないポーチなんていらないしな。


てな感じでした。もう一回ぐらい行って、様子見てみようかと。

クーデター


昼休み、タイ人のpさんに会うと早速「ニュースご覧になりました?」と
聞かれた。
うん見た、家族は大丈夫だった?と聞くとタイの家族に連絡したところ
大丈夫そうだという。
でもよかったね、と言ってもうかない顔。理由を聞くと、
「こんな事はあっちゃいけない事です。
私はタクシン首相を支持します。悪いお金を使ったといっても、
どの政治家でもやってる事です。
彼はたまたま内部にそういった悪い話を外する人が居ただけです。
私はそんな事よりも政治の成果が大事です。彼は優秀な政治家でした。
たとえば、彼はIMFの償還に10年かかるところを3年で
返したりしました。それなのにひどい事です。でも日本はいいですね、
クーデターなんてないでしょう。安定していますよね」と言う。


おお、さすが。20代前半でこんだけ政治にきっちりした自分の
意見持ってる子なんて日本には居ないよな。
お局yさんなんて、「IMFってナニ?」って聞いてくる始末だし、
後輩のkちゃんはしたり顔で「日本は安定してるって言っても、
また金利が下がるかもしれないし・・・」って語りはじめたけど、
今は経済じゃなくてクーデターの話をしてるんですが(汗


何にしても、彼女と話してると意識の違いにいつもはっとさせられる。
でも9月末で帰国してしまうので、ちょっと残念。
彼女が帰国するまでに落ち着いてくれればいいんだけど。

ゲド戦記

aru002006-09-18


 やっと日劇で見てきた。
あまりいい前評判は聞いてないし、TVCMも新聞広告も
なんかいまいちで、「一体何がウリなんだ?」といった雰囲気だったから
だいぶ危惧してたけどそこまでひどくはなかったな、という印象。


一応、「命をだいじにしろ」なテーマのスジは通っていたけど、
わざわざ原作にない「父殺し」の意味がわかんないし、
ところどころ「もののけ姫」や「千と千尋」ぽいシーンが
沢山あったりとほんとに父を超えたいのか超えたくないのか?と
訪ねてみたい場面が沢山。
偉大なお父さんがいるって大変だね。


でも、一番気になったのが「テルーの歌」の場面。
丘の上に一人立ち、アカペラで歌うテルーに、アレンが心を動かされる
おそらく一番キモなシーンなのに、肝心のテルーの歌が
いかにもスタジオで撮りました、な音だったのが不満。
さりげなく虫や草の音を入れてたけど、とってつけた感が一杯。
歌はたしかにお上手でしたけど。もったいない。
あとセリフ棒読みなのはやっぱツライなあ。歌だけでよかったのに。


写真はゲトとはまったく関係ない次回予告編に出てた
アニメのクマがしょってたクマのリュック。
可愛すぎる!売ってたら姪っ子にかこつけて買っちゃおうかなあ。