忘年会で夢を

 会社の忘年会で神保町の喜山へ。
有志の忘年会ならともかく、部の忘年会ともなると
座る席によって天国と地獄(言いすぎか)に別れるし
神保町なんて会社からも自宅からも遠い。正直ウツな気分だった。


しかし上司が「皆さんに夢をプレゼント」と一人一枚
自腹で買った宝くじを配ってくれてから、
「2億円当たったら何に使うか」で異常に盛り上がった。


堅実にマンション購入、世界一周クルージング、馬主、
通帳を作ってうっとり眺める、店を持つ(もちろん水商売)、
自分名義の小切手等等・・・
ありもしないお金の使い道を考えるのってどうしてこうも
楽しいのかねー。


私はウケ狙いのつもりで「村上ファンドに預けて増やす」と
言ったら「それは使い道じゃない!」と皆に反論された。
ケチで夢のない女だと思われたかなあ。ウケ狙いだってば。
半分本気だけど。


そして幹事が用意したゲームが100枚のスクラッチくじを
1枚ずつ配り、100円でも当たった人から抜けて行って
最高額を当てた人が勝ち、というもの。
これもお金がかかってるだけに妙な盛り上がり。


結局、100枚中当たった最高額は3000円1本、100円7本。
1枚200円だから全然元は取れてないじゃん。
やっぱり夢を買うのは高いねえ。