IN HER SHOES

eちゃんとマリオンへ。
知性と容姿、お互いに正反対のコンプレックスを持つ姉妹の愛憎物語、
っていっても姉ローズは弁護士、妹マギーは一目で男を射殺す美貌。
なんか贅沢なんじゃなーい、とは思うけどまあそこは映画なので。


マギーはともかく、姉ローズの言動には深くうなずけるところが。
クロゼット一杯に履きもしない高級靴を買い込む理由を聞かれて、
「洋服は似合わないし、食べ物は太る。靴ならぴったりだわ」って。


いやーまったくその通り!靴なら購買欲と「一応お洒落もしてるのよ」
って自己顕示欲が同時に満たされる。私も服より靴を買う方が好き。


それに、本命男とトラブッて落ち込んでる時に、せっかく他の男が寄って
来ても足蹴にしてしまうところも・・・
贅沢かもしれないけど、そいうい時って「あんたじゃないのよ!」って
余計激怒しちゃったりするんだよね。
ほとぼりが冷めた頃にそのありがたみに気づくという。大概手遅れだけど・・・


マギーの露出の高さと老人ホームのじいちゃんばあちゃんがまた良かった。
みんな明るくて服装もカラフルで。マギーが立ち直るきっかけを与えてくれた、
一見ボケてるかと思いきや実は切れモノ元教授のじいちゃんが特に。
マギーみたいな妹がいたらイヤだけど、あのスタイルの良さは目の保養。
オヤジみたいだ。


にしても何故か、どう考えてもハッピーエンドのラストシーン、ここで
どんでん返しでマギーが車に轢かれて終りなんじゃ?と一人で
どきどきしていた。
最近ヘンな映画の見すぎかなあ。