スモーク&ブルー・イン・ザ・フェイス

 P・オースターの映画脚本。
小説とはちょっと様子が違うとはいえきっちりそこはオースターワールド
小さい葉巻屋を舞台に色んな人たちが絡み合って話しが大きく
広がって行く。
H君に合わせて映画のビデオも借りてたので後で見たけど
カットされてる部分が多いせいか、文字で読むより映像で見ると
あっという間なせいか短く感じた。ハーヴィ・カイテル
シブい煙草屋の中年オヤジにはまり役。


自分は煙草嫌いだけど煙草がなきゃこういう話は出来ないだろうし。
最近の嫌煙運動の盛り上がりを見るとオーギーが
「今日は煙草、明日はセックス。もう3、4年もしたら、
知らない人間に向かってにっこりするのも違法になるぜ」愚痴るのも
分からなくも無い。
でもEXPOPさんのブログにあった「タバコのパッケージ」の意見が
私としては一番納得行くんだけど。この辺の意見のすれ違いが
喫煙者と非喫煙者の間にふかーいミゾになってんだろな。

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スモーク&ブルー・イン・ザ・フェイス (新潮文庫)

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