チャーリーとチョコレート工場

　マリオンでH君と観に行った。やはり混んでて、ぎりぎり２階席の
一番後ろの席確保。でもすごく見やすい。さすが有楽町〜。

　
　久々のデップ×バートン作品という事で、過大な期待を持って
見たら期待どおりの作品で大満足。
実は原作の「チョコレート工場の秘密」は全く未読。
でも工場見学ってなんか楽しい上に、チョコレートでしょ。面白くないわけない、
と思っていたら予想を裏切らない強烈なチョコレート工場。
気持ち悪いくらい激しい原色とお菓子的可愛らしさでいっぱいのデザインが凄く良い。

ここの工場長、世界的大ヒットチョコを作って若くして巨大工場を建てた
天才ショコラティエなのに、人間不信で１５年間工場にこもり切りの怪しい
ウイリー・ウォンカ氏にジョニー・ディップはまさにはまり役。
ちょっとネバーランドを作ったＭ・ジャクソンとカブるけど、
大人なのに子供みたいで、でも毒気と人間不信一杯なキャラがぴったり。

１５年間封鎖されていた謎のチョコレート工場に
「チョコに入ったゴールデンチケットが当たった５人の子供を工場見学に招待する」と
突然の招待に当たった５人の子供も、主人公チャーリー以外は
どれも超個性的にむかつくクソガキばかり。
こいつらが工場見学途中に次々と「自ら罰を受ける」かっこになるんだけど、
そのたびに小人のおっさんが歌いながら踊りまくるのがもう最高だった。
子供が見たら、絶対トラウマになるだろうな。
サントラ欲しい。でも画像が欲しいのでDVDサントラとか・・・だったら
映画のDVD買った方がいいのか。

はっきり言ってストーリーはやっぱり家族が大事、という
非常に道徳的なお話だけど、設定が毒気ありすぎなので非常に楽しかった。
というかこれは大人向けなんだろうな。
原作もぜひ読まなくては。